子どもに小遣いを渡す時、相場は?いくらにしたらいいの?どうやって渡す?など気になりますよね。
わが家にも子どもが3人いますので、小遣いの渡し方については、色々と考えてきました。
なかでも、わが家が導入して「よかった!成功した!」「失敗した!」と思うものを紹介します。
子どもの小遣いの金額の決め方
子どもの小遣いの金額の決め方は、家庭によりさまざまですよね。
年齢×100円
という方もいれば、
小学生は500円
中学生は1000円
高校生は3000円
という方もいます。
わが家は…というと、
小遣いは「出来高制」にしています。
↓このような「お小遣い表」というものを作っています。
要するに子どもの生活態度のチェック表です。
子どもの生活態度のチェック表のやり方(方法)
子どもの生活態度チェック表の活用方法は、単純です。
書いてある項目をやった時 〇
2回やった時 〇〇
3回以上やった時 〇〇〇
できなかった時 /(得点なし)
1度言ってもやらない時 ×
2度言ってもやらない時 ××
3度言ってもやらない時 ×××
〇1つにつき2円加算
×1つにつき2円減額
/1つにつき0円
このように、1日の生活態度を得点表にしていきます。
月末に集計し、その月の小遣いを決定する
というものです。
表に〇をつけるのは、基本は私の役目。
毎日気付いた時にチェック表に〇と×と/を引いていきます。
↓こんな感じに書いていきます。
小遣い表に書く項目は?
得点に結びつく項目は、わが家の場合は、
・朝ご飯を食べたら茶碗を片付ける
・持って行った水筒を元に戻す
・持ち帰った洗濯物を出す
・外出先から戻ったら靴をそろえる
・7時半までにお風呂に入る
・7時以降は携帯電話やゲーム機には触らない
・テストで100点を取る
・上履きを洗う
・部屋を片付ける
・遅くとも10時までに寝る
・宿題をやる
・時間割をそろえる
全部、できて当たり前といえば当たり前の項目です…。
・お茶碗を洗う
・洗濯をたたむ
・お料理のお手伝いをする
など、ママのお手伝いができたらシールをはり、合計枚数でお小遣いを上げるという方もいますが、わが家の場合は、基本的な生活習慣ができないのに、お手伝いなどはさらにやるはずがなく、お手伝い以前の問題なのでした…。
子どもの小遣い表を作成した目的
なぜ、このような「小遣い表」を作成したかというと、
こんな当たり前のことを何度言ってもやらないことが多いから!!(怒)
いつまでもダラダラするから!!(怒)
いくらやって!といってもあまりにやらないので
チェック表にして、ダイレクトに小遣いに反映させるようにしたのです。
この方法と目的については、賛否両論あって当然だと思います。
私も、正直言えば、子どもの生活態度を得点にするようなことはやりたくありません。
でも、それくらいの強制力がないと、
わが家の子ども達は
全部、ママやっといて!
となり、
私がそれでもやらないと
いつまでたっても部屋は散らかしっぱなし
洗濯物を出さない
時間は守らない
靴も脱ぎっぱなし
ひどいもんです。
毎日怒るのも疲れ果ててしまいました…。
これくらいのこと、言われなくてもやれる子どもに育てられなかった自分が悪い
というお叱りの言葉ももっともです。
そうです。今までちゃんと育てられていなかったのが悪いのです。
だからこそ!今度こそ当たり前のことは当たり前にできる習慣をつけさせるために、このような得点表をつくることに決めたのです。
子どもの小遣い表を作成した結果
子どもの小遣い表を導入して半年…
わが家のだらしない娘たちの生活態度は
かなり良くなりました!!
外出先から戻ったら靴をそろえる
そんな当たり前のことさえやる気なし!
だったのですが、
やらないと小遣い表に「×」をつけるよ!
というと
やります!!
やらないとガミガミ怒るだけ
怒ってもやってくれない
仕方ないので自分でやる
という悪循環から
抜け出すことが出来ました・・・!
すごく嬉しいです…。
正直言って初めの3ヶ月は何度やめようかと思いました。
でも…それでも折れずに続けた結果、
今では、帰ったら何も言わなくても靴をそろえられるようになりました。
(できるようになったことのレベルが低くて申し訳ないのですが)
子どもの小遣い表のデメリット
ただし、デメリットもあります。
それは、毎日毎日、
子どもの生活態度を私がチェックして記入しないといけない
という手間が発生することです。
1日くらいは記入を忘れることもしょっちゅうです。
でも、忘れたら前日の分まで2日分書いてもよし。
思い出せない時は、毎日自分がやらなかったバツとして、やってなくても〇にしてあげます。
チェック項目もたくさんありすぎると自分がげんなりするので、これでも大分絞り込みました。
まとめ
子どもの生活態度がひどい状態だったので、この小遣いの渡し方&小遣いの金額の決め方はもう少し生活態度が改まるまで続けるつもりです!
ただし、生活態度がもう少し良くなったらやめてあげます。
大人だって完璧にすべてをこなせはしないので、70点くらいできれば100点満点くらいでうちの子たちはよしとしてあげたいと思っています。(世間のしっかりしたお子さんに比べたら不出来な子ども達ですがかわいいわが子です)
いちばんいいのは、このような得点表などなくてもできる子に育てることです。
でも、わが子はもう無理だ!とあきらめる前に、チャレンジしてよかったと私は思っています。